LVA手術成功の鍵はラポール
最近はLVA手術をうけられる方も多くなってきました。
ところが、お客様とお話していると「アレレ?」と思うことも
少なくありません。
1)LVA手術を受けたのに、効果がないみたい
2)きついスリーブ・ストッキングを早く外したい
結構多くの方が、手術への不満や不安を口になさいます。
それで「先生は何ておっしゃってますか?」と質問すると決まって
「・・・」答えられないのです。原因が説明不足か、患者側が
忘れてしまったのかは不明ですが、コミュニケーションが万全では
ない様子です。
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続発性リンパ浮腫の患者さんのLVAに対する期待が大きいことは
理解できます。がん治療という大きな試練がやっと一段落したのに
片方(稀に両方)の腕や脚が腫れて、お気入りのスーツやパンプスが
入らない。これでは社会復帰もままならない。
「私どうなっちゃうの?」想定外の事態発生に焦るし、不安だし、
悲しいし・・・そこへ「LVA手術で改善できる」という話をきくと、
期待はふくらむし、早く効果が現れて欲しいと思うのは無理もありません。
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しかし、一昔前までは放任されたリンパ浮腫を「何とか改善しよう」
とおっしゃるだけでも志の高い先生です。また、婦人科主治医から
教わったのですが、治療というのは一つのプロジェクトそして
医師と患者はプロジェクト・パートナー
そうであれば、治療プロジェクトを成功させる鍵は、パートナーとの
ラポール(相互信頼に基づく良好な関係)の確立です。
そのためには、患者の側も自分の意思をしっかりと持ち、解決したい
課題や希望を明確に伝える必要があります。
まずは先生としっかりコミュニケーションをとってください。
ご自分のリンパ管の状態や、全身状態、そして治療の目的や効果に
ついて先生の説明をしっかりと理解するようにしてください。
ご自分から質問を発してもよいと思います。
当店は、先生の説明やご指示に基づき、可能な範囲内でいろいろな
選択肢を提示するように努めます。
ラポール&患者力、大切ですよ♪
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