ウィーン物語3副作用対策
今回参加した会議は「国際がんサポーティブケア学会」
(Multinational Association of Supportive Care in Cancer)
ですから、
がんの治療そのものではなく、「治療に付随する
さまざまな問題を
いかに解決するか」が議論の中心でした。
そのなかで大きな位置を占めるのは副作用対策です。
吐き気・嘔吐/末梢神経障害(ニューロパチー)/
認知機能低下
(いわゆるケモ・ブレイン)/倦怠感/
悪液質対策については
大セッション(1.5~2時間)が
割当てられ活発な討議がなされました。
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学会期間中、私は自分が興味をもったセッションをあちこち渡り歩き
ましたが、その感想を リンパレッツHPに記しました。(記事はコチラ)
「サポーティブケアはがんの治療を妨げられないが、良いサポーティブ
ケアが
受けられないと、がん治療プログラムも完遂できない」
という非常にデリケートな課題に世界中の研究者が果敢に挑戦している
事実を目の当たりにし、心強く思ったことを書きましたので、お読み
いただければ幸いです。
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