感謝と疑問と(学会参加の感想)
27日・28日、大宮におけるがんサポーティブケア学会
に出席しました。
<がん治療のコア>だけでなく、副作用軽減や心理・生活
家計・復職・容貌はては終活・遺族の問題など、療養に
まつわるありとあらゆる問題について活発な議論、すごい熱気。
部会が多すぎて一部しか見て回ることができませんでしたが、
それでもサバイバーとしては、
「ありがたいなぁ~。心強いなぁ~」と感じました。
一方、ちょっと気になったのが、発表者の持ち時間、ディス
カッションの時間が短くて掘り下げた議論ができず、表面を
なぜただけになっていたこと。
例えば就労支援の話
「勤務時間や作業内容について話合い、復職できました。」
多くの方は黙って頷いていらっしゃいましたが
意地悪セシリアは、
排泄障害を抱える人の復職成功例はあるのかしら、復職の
大きな阻害要因なのに?
とか・・・
就労・復職後のアフターフォローはどうなっているのかしら?
就職・復職の時点ではいい事いっておいて、実際には契約違反
(合意に反して残業させたり、わざと遠方へ配置転換する)
して自主退職へ追いこむのが横行しているのに
なんてツッコミをいれたくなりました。
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ところで、サポーティブケア学会の世界大会が来年は
オーストリア・ウィーンで開催されます。
「これはもう、行くっきゃない」と思い、いまから
計画を練っています。
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