リンパ節生検と郭清って違うの?
「保険制度がわかりにくい」というお話の続き・・・
厚労省の通達の文言では指示書発行(保険適用の前提)
の対象となるケースは
鼠径部、骨盤部若しくは腋窩部のリンパ節郭清を伴う
悪性腫瘍の術後に発生する 四肢のリンパ浮腫(+原発性)
と規定されています。
残念ながら「センチネルリンパ節生検」は含まれません。
どちらもリンパ節を切除・摘出することに変わりはない
のですが、リンパ節生検(Lymph node biopsy) と
リンパ節郭清(Lymph node dissection)は、医学的には
意識的に厳密に使い分けられており
(参考記事)厚労省の通達もそれを前提にしています。
でも、これっておかしくありませんか?
私は制度目的と矛盾していると思います。
どう矛盾しているか、詳しく述べました。
(コチラ)
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